ユーザー認証時に400 Bad Requestエラーになる場合どうすればよいですか（インフラ管理者向け）

注意: intdash All-in-Oneのバージョン202106-1までをご使用の場合は、記事の後半を参照してください。

いくつかの原因が考えられますが、リクエストに形式上の問題（パスワードの入力忘れなど）がない場合は、エッジルータTraefikの設定ファイル middleware.toml の accessControlAllowOriginList に intdash 用ドメイン名が正しく設定されていることを確認してください。

以下は、intdash 用のドメイン名がintdash.example.comである場合の正しい設定の例です。

[http]
  [http.middlewares]
  ...
  [http.middlewares.cors]
    [http.middlewares.cors.headers]
    ...
    accessControlAllowOriginList = ["https://intdash.example.com", "http://intdash.example.com","wss://intdash.example.com:443/api/v1/ws/measurements"]
    ...

設定を変更した場合、設定を反映させるため、以下のコマンドで intdash-api-gateway サービスを再起動します。

# systemctl restart intdash-api-gateway

再起動後、intdash-api-gateway が正常に起動していることを確認します。

# systemctl status intdash-api-gateway

　

intdash All-in-Oneのバージョン202106-1までをご使用の場合

いくつかの原因が考えられますが、リクエストに形式上の問題（パスワードの入力忘れなど）がない場合は、intdashdの設定ファイル intdashd.conf の allow-origins に、intdash用ドメイン名が正しく設定されていることを確認してください。

以下は、intdash 用のドメイン名がintdash.example.comである場合の正しい設定の例です。

[api]
  ...
  allow-origins = [
    "https://intdash.example.com", <--
    "http://intdash.example.com", <--
    "wss://intdash.example.com:443/api/v1/ws/measurements", <--
  ]

設定を変更した場合、設定を反映させるため、以下のコマンドで intdash-api サービスを再起動します。

# systemctl restart intdash-api

再起動後、intdash-api が正常に起動していることを確認します。

# systemctl status intdash-api