使用可能なカメラを知りたい
Terminal Systemで動画を撮影するカメラは、当社が推奨するものをご使用ください。 推奨のカメラは用途や条件によって異なりますので、当社担当者にお問い合わせいただければ適切なカメラをご提案いたします。 なお、Terminal Systemにおける動画取得は、Video4Linux(V4L)のインターフェイスを利用するか、または、GStreamerを経由して行われます。 そのため、使用するカメラは、最低限の条件として以下のいずれかに該当する必要があります。 物理インターフェイスとしてUSB、プロトコルとしてVideo4Linuxに対応していて、H.264またはMotionJPEGを出力するカメラ GStreamerで取得可能な動画を出力するカメラ これらは最低限の条件です。条件を満たす...
Terminal Systemに蓄積できる再送データの量を知りたい
ネットワークが切断された状態で計測を行うと、データはTerminal System内に蓄積され、ネットワークが回復したときに自動的に送信されます。 蓄積可能なデータの量は、Terminal Systemの標準的な構成の場合、以下のとおりです: aptpod EDGEPLANT T1: およそ128GB NEXCOM VTC1910-S: およそ100GB ネットワークが切断された状態でデータを蓄積可能な時間は、時間当たりのデータ量によって変わります。 蓄積可能なデータ量の例 一例として、VTC1910-Sを使って以下の表のデータを取得した場合、ネットワークが切断された状態で30時間程度(100(GB) ÷ 3.5(GB/時))のデータの蓄積が可能です。 データタイプ 頻度 チャンネル数 ストレ...
Terminal Systemでモバイル通信(LTE)を使用するために必要なものを知りたい
Terminal Systemでモバイル通信(LTE)によるデータ送信を行うには、以下の2つの方法があります。 LTEモジュール(指定品、アンテナ付き)を購入いただき、Terminal System内に設置する(Terminal SystemにはSIMスロットが付いていますが、SIMカードを挿入するだけではLTEによる通信はできません)。 USB接続によるLTEアダプター(指定品)を購入いただき、Terminal Systemに接続する。 指定品の通信モジュールやLTEアダプターについては、当社営業担当にお問い合わせください。 また、日本以外で使用する場合や、5Gをご使用になる場合も、当社営業担当にお問い合わせください。...
デバイスからアップロードするデータのフィルタリングやリサンプリングはできますか?
設定を行うことで、フィルタリングやリサンプリングが可能です。 詳細については各製品のドキュメントを参照してください。 Terminal Systemをご使用の場合 intdash Terminal System操作マニュアルを参照してください。 intdash Edge Agentをご使用の場合 intdash Edge Agentデベロッパーガイド の「付録」→「送信側でのフィルタリング」を参照してください。 intdash Edge Agent 2をご使用の場合 intdash Edge Agent 2デベロッパーガイド を参照してください。...
Terminal Systemで音声を取得する際の推奨マイクとデータ形式
本記事ではTerminal Systemでの音声取得について説明します。(iPhoneでの音声取得については、intdash Motionクイックスタートガイドを参照してください。) 推奨マイク 推奨マイクとTerminal System用コンピューター(VTC 1910-S、EDGEPLANT T1)の組み合わせを以下に示します。 マイクおよびアダプター、延長ケーブル VTC 1910-S EDGEPLANT T1 4極CTIAミニプラグのマイク サンワサプライ MM-MCF01BK 〇 〇 サンワサプライ MM-MC31 〇 ✕ (*1) audio-technica AT9913is 〇 ✕ (*1) 3極プラグのマイクと、3極→4極CTIA変換アダプター ソニー ECM-PC60 + ...
Terminal Systemの状態を確認するには?
Terminal Systemが起動しているかどうかは、Terminal System本体のLEDで確認することができます。 Terminal System用ディスプレイデバイスを接続している場合、ディスプレイ上の表示により、動作モード、ネットワークの状態、再送待ちデータサイズなどを確認することができます。詳細については、マニュアルを参照してください。 また、ネットワークで接続された設定用PCからTerminal Systemの設定画面にアクセスすると、[intdash]メニュー > [ステータス]、[intdash]メニュー > [送受信]等で現在の状態を確認できます。 リアルタイムデータがサーバー側に届いているかどうかは、Edge Finderアプリケーションで確認できます(マ...
動画(映像)のエンコーディング形式とData Visualizerビジュアルパーツの組み合わせを知りたい
Visual M2M Data Visualizerで動画を表示する場合、動画のエンコーディング形式によって使用するビジュアルパーツが異なります。 動画データが正しく取得されていても、エンコーディング形式に対応していないビジュアルパーツを使用すると表示ができません。 H.264(HLS)で取得した動画にはVideo Playerを使用してください。Motion JPEGで取得した動画にはImage Playerを使用してください。 ビジュアルパーツ名 サムネイル 対応する動画形式 Video Player FMP4/ HLS / MP4 Image Viewer Motion JPEG 詳細については、Data Visualizer操作マニュアルのMediaビジュアルパーツの項目を参照してくだ...
Terminal Systemと設定用PCをLANケーブルで直接接続したが、設定画面が表示されない。設定用PCの正しい設定を知りたい
設定用PCとTerminal Systemを直接Ethernetケーブルで接続し、http://<Terminal_Systemのコンピューター名>.local/config/ にアクセスしても設定画面が表示されない場合は、以下の解決方法を順に試みてください。1つ実行して解決しなかったら、次の方法を実行してください。 ※ なお、以下の図のようなログインダイアログが表示された場合は、Ethernetによる接続は成功していますので、この記事の手順は必要ありません。 設定用PCとしてWindowsを使用する場合の注意 この手順では、設定用PCとしてWindowsを使用する場合、バージョンが「Windows 10 1803」以上である必要があります。 (「1803」より前のバージョンではm...
ローカルネットワーク(職場のLANなど)経由でTerminal Systemの設定画面にアクセスしたい
Terminal Systemと設定用ホストPC(以下「設定用PC」)をローカルネットワークで接続することで、設定用PCからTerminal Systemの設定を行うことができます。 ここでは、その場合の接続手順について説明します。 注意: ローカルネットワークではDHCPが動作している必要があります。また、Terminal Systemは、接続の際にブラウザーでのログインが必要なネットワークには対応していません。 以下の手順を行うには、Terminal Systemにディスプレイデバイスが接続されている必要があります。 設定用PCとTerminal Systemを直接1対1で接続する場合は、別の記事 を参照してください。 手順: 設定用PCを、EthernetやWi-Fiでローカルネットワー...
Ethernet/無線LANでのデータ送信ができない(VTC 1910-S使用時)
VTC 1910-Sを使用したTerminal Systemでは、「モバイル回線」(USB経由ではなく内蔵モジュールを使用するもの)が有効になっている場合、ホスト名の名前解決は常にモバイル回線を使って行われます。 そのため、Ethernetや無線LAN(クライアントモード)でintdashサーバーに接続できる状態であっても、モバイル回線による通信ができないと(電波が届いていない、SIMが挿入されていないなど)、名前解決ができません。結果としてEthernet/無線LANによるデータ送信もできなくなります。 このような場合にデータ送信を行うには以下のいずれかを行ってください。 ネットワークの設定で「モバイル回線」を無効にする(これにより名前解決もEthernetまたは無線LAN経由で行われるよう...
モバイル回線が切断された場合、送信はどのように再開されますか?
intdash Terminal Systemは、リアルタイムにintdashサーバーにデータを送信します。 計測中にモバイル回線が切断されてしまった場合、以下のようになります。 リアルタイムデータ送信は中断されます。 モバイル回線が復旧すると自動で再開されます。 Terminal System内の保存領域にデータが蓄積されます。 モバイル回線が切断されている間は、データは一時的にTerminal System内の保存領域(100GB程度)に保存され、回線が復旧した際に自動的に送信されます。 以下の動画は、回線復旧後にデータが送信される様子を示しています。 左側の地図は走行位置を表しています。右側のグラフの縦軸は自動車の速度、横軸は経過時間を表しています(高速再生)。 地図およびグラフの青い部...