intdashの伝送遅延を簡単に確認する方法はありますか?
動画データの遅延量を確認したい場合 VM2M Data Visualizerを使用することで、G2G(Glass-to-Glass)の遅延を確認することができます。確認するには、VM2M Data Visualizerの画面上部(再生コントロール)に表示されている時刻を、Terminal System(エッジ)に接続されたカメラで撮影し、その映像をビジュアルバーツでVM2M Data Visualizerに表示してください。 再生コントロールの時刻とビジュアルパーツに表示された時刻の差分がG2Gの遅延時間です。VM2M Data Visualizerの一時停止機能を使って、再生コントロールの時刻と映像再生を止めてご確認ください。 CANデータの遅延量を確認したい場合 CANデータの遅延量につい...
intdashと他の競合サービスの違いは何ですか?
intdashの最大の特徴は、産業機械のデータの観測に必要な、1000サンプル/秒オーダーの計測において、「リアルタイム性(低遅延)」と「データの完全回収」を両立している点です。 この特徴によりintdashは、産業機械のデータを収集する際、また特にモバイル回線のようなベストエフォート型の回線でデータを収集する際に、強力なソリューションとなります。 またintdashは、上記の「リアルタイム性(低遅延)」と「データの完全回収」に加えて、以下のすべての特徴を兼ね備えています。 動画、各種センサーデータなど、多様なデータを取得可能 複数種類のセンサーデータの正確な時刻同期 時系列データの順序を保証 双方向通信による遠隔制御に利用可能 可視化・分析プラットフォームを提供 クラウドベースのシステムとし...
intdashはマルチクラウド対応ですか? オンプレミスに対応していますか?
はい。intdashは、スケーラビリティに関する機能も含めてオープンソースソフトウェアを基盤としており、特定のクラウドベンダーへの依存はありません。また、オンプレミス環境でも使用いただけます。 その上で現在は、AWS(Amazon Web Services)上への構築をベストプラクティスとしてご案内致しております。Microsoft AzureやGoogle Cloud Platformにintdashを構築することも可能ですが、納期は案件ごとにご相談となります。オンプレミス環境に構築する場合も同様です。 パブリッククラウドを使用する場合、弊社がご用意するクラウド環境にintdashを構築するパターンと、お客様がご希望のクラウド環境にintdashを構築するパターンのいずれにも対応しております...
intdashサーバーに保存されているデータの検索は可能ですか?
保存されている計測データは、Meas Hub上またはVM2M Data Visualizer上で、日付、エッジ名、タグ等により検索することができます。 ただし、Meas Hub、Data Visualizerとも、検索対象となるのは、その時点でウェブブラウザーに読み込まれている計測のみです。 詳細については、以下を参照してください。 時系列データ管理コンソール Meas Hub 操作マニュアル の「計測を探す」 VM2M Data Visualizer操作マニュアルの「過去データの再生とキャプチャー」 特定の値のデータを検索したい場合は、intdash SDK for Pythonを使用して、サーバーからデータを取得し、その中からデータを検索するプログラムを書いていただくことにより可能ですが、...
intdashの時刻同期の仕組みについて知りたい
intdashの特徴のひとつに、複数のデータソースからのデータを同一の時系列で同期して収集できることがあります。この時刻同期の仕組みを解説します。 intdashでは、収集するデータに対し、なるべくセンサーから物理的に近いところでタイムスタンプを付与しています。例えばCAN信号であれば、アプトポッド製のCAN-USB Interfaceにて、±10マイクロ秒の精度でタイムスタンプを付与します。動画の場合も同様に、ウェブカメラから上がってきたデータに、Terminal Systemでタイムスタンプを付与します。 また、intdashでは、時系列データの時刻を、「基準時刻」(=計測開始時刻)と、その基準時刻からの「経過時間」に分解して管理しています。 例えば、intdashを使って加速度の計測を始...
Terminal Systemによる同時計測が可能なデータ量の例
intdashの特徴は、複数種類のデータを同一時間軸で打刻しながら計測できることです。ただし同時計測できるデータ量には、Terminal Systemで使用するエッジコンピューターの性能による上限があります。 以下の表で、当社で確認済みのいくつかの組み合わせにおける性能の上限をご紹介します。 例えば組み合わせ例「a-1」では、CANチャンネル数が「8」と記載されていますが、これは「最大で8チャンネルまでの同時計測が可能である」という意味です。 なお、ここにない組み合わせについては当社担当者にお問い合わせください(なお、検証を行う場合は、検証料が発生する可能性があります)。 エッジコンピューターとしてVTC 1910-Sを使用する場合 組み合わせ例No. CANチャンネル数 (500kbps x...
各アプリケーションが使用するポート番号は何番ですか? プロキシサーバーを介してintdashを使用することはできますか?
各アプリケーションが使用するポート番号について 各アプリケーションがアクセスするサーバーのポート番号は以下のとおりです。 ウェブアプリケーション(Visual M2M Data Visualizerなど) 443(HTTPS, WebSocket Secure) 80(HTTP, WebSocket) Terminal Systemまたはintdash Edge Agent 53(DNS) 443(HTTPS, WebSocket Secure) 80(HTTP, WebSocket) 123(NTP) プロキシサーバー経由での使用について ウェブアプリケーション(Visual M2M Data Visualizerなど) ご使用の環境にプロキシサーバーが設置されている場合、プロキシサーバーが...