ネットワークが切断された状態で計測を行うと、データはTerminal System内に蓄積され、ネットワークが回復したときに自動的に送信されます。
蓄積可能なデータの量は、Terminal Systemの標準的な構成の場合、以下のとおりです:
- aptpod EDGEPLANT T1: およそ128GB
- NEXCOM VTC1910-S: およそ100GB
ネットワークが切断された状態でデータを蓄積可能な時間は、時間当たりのデータ量によって変わります。
蓄積可能なデータ量の例
一例として、VTC1910-Sを使って以下の表のデータを取得した場合、ネットワークが切断された状態で30時間程度(100(GB) ÷ 3.5(GB/時))のデータの蓄積が可能です。
データタイプ | 頻度 | チャンネル数 | ストレージ消費の目安 ※ |
---|---|---|---|
CAN | 4000フレーム/秒 | 2 | 430MB/時(2チャンネル合計) |
NMEA | 60メッセージ/秒 | 1 | 40MB/時 |
H.264(1920x1080 ピクセル) | 15FPS | 1 | 3120MB/時 |
合計 | 3590MB/時(約3.5GB/時) |
※ ネットワークが切断された状態で計測を行った場合に蓄積されるデータの量。バックアップ用RAWデータ含む。
なお、上記の計算は一例であり、おおよその目安です。
ストレージ容量を増やすことで、より多くのデータを蓄積することも可能です。 容量の増加をご希望の場合は、要件に合わせて最適な機器(外付けSSD)と設定をご提案しますので、当社担当者までご相談ください。